キッズBEE に挑戦する方の参考になればと思い、私の実践した教え方を失敗も含めてお伝えしたいと思います。これからの時代は、思考力が必須です。子どもが考えることを好きになり、それが当たり前になり、深い思考力を持った人間になることを目標に、一緒にがんばりましょう!
第7回トライアル 問題1 正答率68.5%
《たん生日ナンバー》
たん生日の月日のそれぞれの数字を1けたの数としてたした合計を「たん生日ナンバー」とします。たとえば、3月12日生まれの人のたん生日ナンバーは、3+1+2=6、11月25日生まれの人のたん生日ナンバーは、1+1+2+5=9です。
では、いちばん大きなたん生日ナンバーは、何月何日生まれですか?
【教え方】
これはサービス問題ですよね。
ヒントを与える場合は、何月何日の、「月」に注目させるようにします。
1月は数が少ないけど、11月の場合1+1で2になるよね? ということは?
一つずつ試させてみて、数字の和が一番大きくなるのが9だとわかればあとはスムーズにいくはず。
同じように「日」に注目して同じようにやらせます。勘のいい子は2+9で11が一番大きい数だと気づきます。
答えがでたら、この問題を解くために今使った方法をワザとして言語化して教えます。
なので、これは【一つずつ試す】ワザです。修行を積んでワザをいくつも習得する忍者のような感覚で、最初から苦行にならないよう配慮して、面白さを感じさせながら進めてみました。
《答え》
9月29日
キッズBEEの過去問を解いていくと、【一つずつ試す】のような使えるワザがいくつかあることに気付きます。
そのワザを身に付けさせながら、当たり前に使いこなせるようになるところまで持っていくのがまず第一関門だと思います。
ところが、このワザを当たり前にするところまで持っていくのが大変。
とくに、面倒くさがり男子はコツコツ試すことが苦手。1、2回試しただけでハイ!答え出た~!みたいなことを言ってくるので、見抜いてその都度注意しましょう。
【事前準備】
(教材その1)
ちゃれぺー3冊(かたち・数・考える)を用意してください。1ページに一問ありますので、各分野を一日1枚ずつ計3問解いていきます。この問題集には、アプローチの方法が記入されているページがあるのでまずはノーヒントで解かせ、解けない場合はアプローチページを読んで再度解かせる。それでも解けない場合は、解説をもとに解き方を教えて、時間をおいてもう一度その問題に挑戦させました。
(教材その2)
算数オリンピック委員会が出している『キッズBEE過去問題集』を用意しましょう。ここからは、1日一問を本気で解かせます。問題にじっくりと向き合い考えて、自力であきらめないで解くことを重視します。
解かせる順番は、①正答率が50%以上の問題、②30%以上の問題、③10%以上の問題、④それ以外の問題 というようにレベルアップしていきました。
(道具)
大きめのホワイトボードとペン、ホワイトボード消し、クリーナー
紙に書いて消してまた書いてという作業が最初からできない子も多いので、取り組み初めは断然コレ。
教室では、A3サイズを使っています。


