算数オリンピック・キッズBEE第7回ファイナル問題7の教え方

算数オリンピック

第7回ファイナル 問題8  正答率33.1%

《4まいのおり紙》

同じ大きさの4まいの正方形のおり紙を重ねて、大きな正方形を作りました。

図のように2か所の面積はわかっています。

おり紙1まいの面積は何cmですか?

【教え方】

面積の求め方をまだ知らない子には、まずそこから教えてあげてください。

面積はたて×よこで求めます。

では、図の9㎠の正方形に注目し、かけ算で答えが9になるのは? 3×3です。

このことからわかった「たてとよこの長さ」を図に書き入れます。

つぎに、27㎠の正方形に注目し、かけ算で答えが27になるのは? 3×9です。

このことからわかった「たてとよこの長さ」を図に書き入れます。

最後に、同じ長さの部分を見つけて図に書き入れていくと…

一番上にあるおり紙一枚の「たてとよこの長さ」が9cmだとわかります。

求められているのは面積なので、9×9=81

【答え】

81㎠

あるある話ですが、まだやったことのないことに出会った時に子ども達は口を揃えて「まだ習っていない!」と当然の権利のように主張します。たとえば漢字やこの問題にも出てくる面積の求め方などです。

そんな時、あなたならどう返しますか?

私はそういう場面では「習っていないからできないのではないよ。まだ知らないだけ。だから、今教えるね!まだやったことのないものは、そんなに簡単にはできないから間違って当たり前だし、わからなくて当たり前だと思ってやろうね。」そう前置きをしてから、教えています。

「まだ《わり算》を習っていないのだから、この問題ができるわけないじゃないですか!」

「2年生に《わり算》はまだ早いと思います。」

こんなことをおっしゃる方もいますが、本当にそうでしょうか。

子供の可能性を親自ら狭めているような気がしてなりません。

3歳の子が「これはなんて書いてあるの?」と聞いてきたとき、「3歳にひらがなはまだ早い!」という理由で教えないなんてナンセンスですよね。

わからないことがあったその時が、わかるようになるためのチャンス。

人間はロボットではないから、そのタイミングもそれぞれです。