人生にはここぞという時がいくつか訪れます。
それは、一回きりしかないものもあれば、何度でも挑戦できるものもあるでしょう。
長く生きれば生きるほど、その時が多いかというとそうでもないのが人生色々。人それぞれです。
ここぞという時を『本番』と言い換えて考えてみましょう。
誰しも一度は経験したことのある何かしらの『本番』ですが、緊張もなく100%の力を出し切ったと言える時はありますか?
私は残念ながらそんな時がありません。
『本番』は緊張するものだったし、自分が思う100%なんて出せないものでした。
そんな中、結果を出すにはどうすればいいのか?
答えは
《100出すために、120やればいい。》
少し乱暴な感じがするかもしれませんが、120やって「その分野では不安が何もなくなったぞ!」そう思えたら、それでいいのです。
今までやってきたことを「大丈夫かな?」「どうしよう」と、揺るがす不安をたった1つ消すだけで、「大丈夫だ!」と思えるのだから、人って不思議です。
これを踏まえて、小学校受験ではお子さんに対して、緊張しないようにさせるのは逆効果です。
「大丈夫、あなたならできるから、緊張しないでがんばるのよ。」
こんな風に何の気なしにかけた声で、子どもは緊張しちゃダメなんだと思い込み、さらに緊張の渦に巻き込まれていきます。
それならば…
「緊張してる?大丈夫、本番っていうのは誰でも緊張するものだから。今日は特別な日だから、緊張するのは当たり前。緊張しても今まで頑張ってきたことは消えないから、今まで通りやってくるんだよ。」
と、緊張することを肯定的に伝え、今まで通りにやればできるよ!と背中を押してあげてみてはいかがでしょうか。
今までの頑張りの度合いが緊張の度合いに比例するのであれば、お子さんが緊張しているのは今までがんばってきた証拠ですよね。
一緒に伴走してきたお父さん・お母さんからの『大丈夫!』という言葉ほど、子供に効くパワーワードはないように思います。
緊張や不安は決して悪者ではなく、それをどう味方につけるかが鍵なのかもしれません。


