今の風潮なのかわかりませんが、保育園・幼稚園の先生から「勉強は小学校でやるものだから、ひらがなも数字も書けなくていい。そんなことより遊ばせてあげてください。」と言われることが多いそうですね。
確かに早期教育に力を注ぎ過ぎて、体験不足の子が多いのもわかります。
ただ、しつけもマナーも身に付けずに遊んでいるだけでいいとは思えないので、「わかっている人はわかっている・やっている人はやっている」というのが現実ですね。
今回は学習面での準備をご紹介します。
◉ひらがな・カタカナの習得
勉強もスポーツと同じで、できるようになって初めて面白い・楽しいと思えるものです。
では、入学後の勉強が楽しいと思えるようにするにはどうすればいいでしょう?
ある程度のところまで本人自身が「できる」と思えるレベルまで持っていくということです。
つまり、入学前までにひらがな・カタカナは書けるようにする。それらを使って単語や簡単な文を書くところまでいけたら安心ですね。
おすすめの取り組みを4つ紹介します。
《言葉あつめ》
五十音を使って単語を考えさせてノートに書きます。例えば“あ”がつくもの あんこ・あり・あめ・あし・あき…と思いつくままに書かせて、書けた単語の数で点数をつけてあげると子供は喜びます。ひらがなとカタカナに分けて行えば習得に効果的です。
《しりとり》
言葉あつめと同じように、ノートにしりとりを書きます。例えば りんご→ゴリラ→ラジオ→おりがみ→ミント…これもつなげられた単語の数で点数をつけると俄然やる気になります。
ある研究では、集団の中でしりとりが一番長く続けられた子の学力が高いという結果が出たそうです。
語彙力を伸ばすことは学力に直結するということですね!
《絵日記》
絵と簡単な文章の日記をつける。一冊ノートを買って、冬休みから入学までやってみるのもいいですね。今後の自由研究で必要になってくる観察力の芽を今から養えるチャンスです。附属小学校では特に授業の後に行われるふりかえりで文章を書く機会が多いので、練習を積み重ねる必要があります。一朝一夕で身に付かないことは、長期の目線で考え継続してやらせることが大切です。
《図鑑のスケッチ》
お子さんが興味を持っている分野の図鑑を1ページ(絵と説明文)丸写しでスケッチします。
細かく観察しながら、見て同じように描く練習と文字の練習にもなります。この場合はノートではなく、スケッチブックを使って一枚完成するごとに壁に飾ってあげるのもいいと思います。お部屋が美術館のような素敵な空間になるのでオススメですよ。
どんなことでも、習得するには量が必要です。その子に合った方法で練習量がある程度まで達することを目標にして頑張ってみましょう。
◉簡単な たし算・ひき算
数の概念や大小・数の複合など算数の土台となる分野の学習は、受験勉強で取り組んできたと思います。これからは、基礎をもとに「たし算・ひき算」に慣れさせましょう。
くもんのドリルは、問題数が多く難易度もちょうどいいのでオススメです。書店に行くと、入学準備ドリルがたくさん置いてありますのでその中からお子さんに適したものを一冊選んで取り組んでみてはいかがでしょうか。
『熱血はせまる』がドリルや参考書を選ぶ時の基準は、
① 一ページに問題がぎゅっと詰まっていないもの (隙間や行間がある方が、取り組みやすいから)
② 手取り足取り親切過ぎないもの (やり過ぎや丁寧なものは考えるチカラが育たないから)
③ アレもコレも買わない (やらないことを決めて、やるべきことを最小にする)
④ キャラクターに頼らない (キャラがあるから頑張れるのは、一瞬だけだから)
※この時期は思考力を育てる方が優先なので『熱血はせまる』は、たし算・ひき算はそこそこにして、なぞぺーにとりくんでいます。
3学期の園生活では、入学に向けて胸を膨らませた会話で持ち切りでしょうね。子供達は未来のことしか見えていませんからね。
準備をしっかりして臨み、小学校生活が充実したものになることを願っています!


