『自分』を捨てられない親たち

幼児教育

「出生数が減少」というニュースを肌で感じる出来事が増えてきたように感じます。

園児募集のポスターを1年中貼り続ける通園バスや、大学の広告が何面にも及ぶ新聞、客取り合戦状態の習い事。どれも子供の数が減っていることに起因しています。

個人レベルではどうにもならないことなので、生まれた子に対して責任をもってきちんと育て上げることに目を向けてはどうでしょう。世の中のお父さん・お母さんが本当の意味で『親』になる手助けが少しでもできればいいなと思っています。

職業柄、多くの親御さんを見てきて感じる最近の傾向は、以下の三つです。

①   興味の対象はあくまで自分

②   子供を育てている自分が好き

③   優先順位が 自分→子供 の順

このどれかに当てはまる場合は、「親」という仮面をかぶっているだけで『自分』を捨てられずにいることが多いような気がします。

どのタイプの親も他人に対して聞こえの良いことを言いながら、裏を返せば言い訳ばかりが目立ちます。

例をあげると…

「子供の体力についてけるように自分が○○教室へ通う」

→ 単に自分がやりたいことをするための言い訳に子どもを使っているのでは?子供と一緒に外へ出て、関わりながら体力づくりをした方が一石二鳥ではないでしょうか?

「子供の寝入る時間に帰ると起こしてしまうから、帰宅時間を遅くする」

→ 子供の寝かしつけを放棄しているだけ?安易な方法で帰宅時間を遅くするのは逃げているだけ。ここで逃げるとあとからまた壁にぶつかります。それなら逃げは最終手段にしませんか?

「風邪の流行期には子供に移さないように別室で寝る」

→ 自分が風邪をひきたくないから?一人で寝た方が気楽だから?他人でさえ《同じ釜の飯を食う》で絆を深めるならば、親子は寝食を共にし、苦楽を共にして絆を深めるのではないでしょうか。風邪を移さないようにする方法は他にもありますよね?ラクな方法を選ぶ。それは逃げへの第一歩になりかねません。

新しい年を迎えたこの機会に、自分が覚悟を持って『親』をやれているかどうかを見つめ直していただけたら幸いです。私自身も、新たに身を引き締め、今年の方向性を決めました。

【親の背を見て子は育つ】

(ことわざ:親と一緒に暮らしている子どもは、親のよい面もわるい面も自然に身に付けてしまうから、親は普段から自分の言動に気をつけるべきだという意味)

子供が大きくなるのはあっという間。腹を括って『親』に徹する期間は思った以上に短いものです。

今年も【熱血はせまる】は、礼儀作法や社会性を身に付け、日々の積み重ねを通して基礎を固めて土台を作ります。そして、挑戦する!がんばっていきましょう!