子供が困難を乗り越える力を身に付けるために親ができること

小学校教育

《 人生 楽ありゃ 苦もあるさ 》

でも、できることなら我が子には問題や困難に出会わないでほしい。

そんな風に考えたことはありませんか?

正直に言うと、以前の私は子供の問題や困難は避けられるなら避けたい!私が代わりになってやりたい!と思っていたことがありました。

でも、今は大事なことを経験できないまま大人になってしまうことの方が大変だと力説できるほど、困難を乗り越えた時にしか得られない経験やチカラがあることに気付きました。

『いつまでも親が代わりにやってあげること』

それは、本当は子供にとって残酷なことをしているのです。

みなさんはお子さんが困難に出会った時、どんな風になってほしいとお考えですか?

昔から言われているように 《可愛い子には旅をさせよ》(ことわざ:昔の旅はつらいものだったことから、本当に子供に愛情を持ってその子のことを思うならば、甘やかさないで世の中のつらいことや苦しいことを経験させるのがよい。)だとすれば、問題や困難には逃げずに立ち向かい、乗り越えてほしいですよね。

私の経験をふまえ、そのために親ができることを3つご紹介します。

①   逃げてしまった、逃げそうになった時に本人の気持ちを吐き出させて言語化して返す

②   苦しくても我慢してやることの大切さを伝える

③   「親が譲らない!宣言」をして、とことん付き合う姿勢を見せる

では、具体的な説明です。

誰でも難しい問題や嫌なことから目をそむけたくなるものですよね。

子供も同じで、今までの経験上自分ができることに対しては、すんなりとやろうとします。

でも、「あれ?ちょっと難しい。できない!」と少しでも自分の実力以上が必要になる不穏な状況になると、なんやかんや理由をつけて逃げようとします。

「あぁ!うちの子にもあるわ」と共感される親御さんも多いですよね。

この時、お子さんの今から感じ取れることをフィードバックして、①と②を実践します。

例えば

たけし
たけし

イライラ…グダグダ…(様子)「もういいよ」

はせまる
はせまる

今あなたがイライラしてるのは、この問題が解けなくて苦しいからでしょ?この状況から逃げたくなっているから「もういいよ」って言っているんだよね?   →①言語化して返す

こんなやりとりをして、子供自身に今自分がどうしてそうなっているのかを自覚させます。子供がそれを受け入れて自覚出来たら、共感しつつ②を伝えてください。

たけし
たけし

そうだよ!苦しいし、逃げたいよ!(たぶんキレ気味)

はせまる
はせまる

誰だってそういう時は苦しいものだよ。きっと今のあなたにはそれが限界かもしれないね。でも、苦しくてもその苦しさを我慢してやり続けるとき、必ず成長するよ!それが、限界を超えたってことになるの。だから、苦しい時にやり続けて乗り越えると、限界値が少し上がるんだよ。どうする?このままでいい?それとも成長したい?

逃げずに立ち向かうことの必要性を感じることができたら、子供は動き出せるのです。

たけし
たけし

わかったよ。 じゃあ、がんばる!(最初は親が強引に誘導することになります)

そして、最後に

はせまる
はせまる

この先、苦しいのはこれで終わらないかもしれないけど、そうやって少しずつ階段を上るようにしていくしか方法はないんだよ。あなたに成長してほしいから、私は何度でもこういう風にやり続けるからね。だから、逃げずに立ち向かえるようになろう!  →③とことん付き合う姿勢をみせる

余談になりますが、私の場合は我が子のイライラと対峙すると自分もイライラが移ってしまう弱点があるので、そこを何度も訓練のように繰り返して冷静になれるよう心がけています。

そうは言っても、毎回うまくいくわけではないので「…グダグダ」と文句を言いながら逃げようとすることもあります。その時は「え?逃げるの?」と詰め寄り、「だから、頑張る!んだよね!?」と一喝します。

こんな場面がいつ訪れるかは人それぞれですが、子供の成長段階のどこかで親が本気で向き合う時が必ずあります。そんな時の参考にしていただければ幸いです。