ミッション:偏食をさせない!~食べたモノが体を作る~

幼児教育

子供が育つうえで必要不可欠な《食事》《睡眠》《運動》

このうち一つでも不足すると、成長に影響があるということが様々な実験により実証され、科学的根拠が示されるようになりました。

今回は【熱血はせまる】視点でこれら3つを考えてみたいと思います。

 《食事》 について

この記事を読んでくださっているのは、きっとお子さんが好きなもの(例えば、ポテトや菓子パン、うどん)だけ食べさせることはせず、様々な努力をされてきたような教育に熱心な方だと思います。

だからこそバランスを大事にしましょう!という提案をさせていただきます。

『うちの子は好き嫌いなく食べます』という方はそのまま突き進んでいただいて、今回は身体に良いと思われる食べ物を追求しすぎて陥る落とし穴の話をします。

和食を盲信したAさんのケース

日本の食卓は世界的に見ても栄養バランスが優れていると感じていたAさん。和食の魅力や効能が浸透していたことも追い風となり、子供を育てるのは絶対和食と決めていました。出汁をとり、味付けは極薄で、油物は一切食べさせない。徹底して頑張り続け、最終的には精進料理のような粗食を子どもに食べさせる日々が続きました。しかし、その結果、子供の成長が著しく遅れ、身体も小さく栄養失調寸前とまで言われてしまいました。

このケースでは、親御さんの食への熱心さが仇となり、盲信してバランスを取れなくなってしまったのです。

情報に振り回されて我を見失ったBさんのケース

数年前からの食育ブームで、書店では「○○を食べると頭がよくなる」「この食べ物は危険!」というような本がズラリとならんでいました。Bさんは、小さなお子さんを育てながら熱心に勉強し、ありとあらゆる本を読みネットで情報を集めました。本に書いてある通りに食べさせようとすればするほど、メニューを決められなくなり精神的にもムラが出るようになりました。Bさんの食への熱量に比例するようにお子さんの状態はひどくなる一方です。落ち着いて座ることはなく、座って食べたとしても膝を立ててボロボロこぼしてほぼ残すというもの。Bさんはその頃になると「○○を食べるとガンになるから、給食での使用はやめてください」と根拠のない要求を園に対してするほど我を失っていました。最終的には、食べさせてもよいと思えるものがなくなり、なぜかカニカマをひたすら与えていたそうです。

これは、かなり深刻なケースと言えますが、眉唾の情報に振り回されている方は意外と多いように感じます。

Aさん、Bさんのケースをみてもわかるように、どんなことでもバランスが大事です!

パリ在住の辻仁成さんが『食べることは生きること』と言っていますが、私もまさにその通りだと思います。

子供の体を作るのは、その子が食べたモノという事実。それは、残酷でもあり、希望でもあるような気がします。

我が子には、美味しいものを食べると、幸せな気持ちになれる!

と思ってもらえたらいいなとひそかに願っています。

「今まさにこの子の体を作るために、できるだけ手間をかけて作る」

でも、忙しい時は無理しない。

ダメな時だってある。

どんな時もバランスを保っていきましょうね!