やってる気にならない ~目的を間違えない~

小学校教育
詐欺被害のニュースを聞くたびに、どうして騙されてしまったのだろう?と心が痛みます。
昔も今も詐欺は存在していますが、現代の詐欺はかなり単純な構造でも騙されてしまう人が多いようです。もしかしたら、生活していくうえで必須だった最低限の学力さえも身に付いていないのが原因なのかもしれません。
よくある合格率について考えてみても、在籍が1人で合格の場合は合格率100%になります。合格率100%でも、在籍が30人で全員が合格した場合も同じことが言えます。
詐欺とまではいきませんが、このからくりに気付かない方がいるのは驚きです。
ただただ言葉に騙されるか、この違いがわかるかどうかの差は、やはり小さい頃からの積み重ねによるのではないでしょうか。
勉強だけが全てではないにせよ、生活していくうえで必要な力を身に付けずに大きくなり、物事を考えられずに鵜呑みにしてしまい、結果騙されて詐欺に合う。
お子さんは絶対大丈夫だと言えますか?
勉強(暗記ではなく思考力を要するもの)するということは、自分の頭で考えるということです。
塾に通っているだけでは、勉強しているということにはなりません。
これは落とし穴ともいえるでしょう。
小学生同士の会話では「○○に通っている」「○○塾で算数と国語をやっている」「習い事を5つもしている」など、習い事自慢をしつつマウントを取ることがあります。
小学生といえども、まだまだ子供なので目的がわかっていないのもわかりますが、そこは大人(親)が常日頃から言い聞かせる必要があると思います。
◉通っているだけでは、できるようにはならないこと
◉習うだけなら誰でもできる。習得するのが目的だということ
◉上には上がいるということ
こんなことを伝えている家庭のお子さんは決して習い事自慢はしませんよね。
大概の塾や習い事では、ごまかしがきくのでどうしても「やっている気」になってしまいます。残念ながら、この「やっている気」というのは厄介で、時間も体力も(ついでに言うならお金も)消費しているのに、実際はチカラが全くついていないという状態なのです。
このような場合は、なかなか親も本人も気付くことができないので、まずは現状を客観的に把握することをおすすめします。
気付いた時が変わるチャンスです!
やっている気にならず、本気でやるためには、外に目を向けて戦うのが一番。
ごまかしがきかない世界で自分自身と向き合うことは、痛みを伴うからこそ成長できます。
未来を作るのは他の誰でもない、自分なのです。