【夏休み特訓】短期集中 ペーパー試験 記憶(言語・位置)

附属新潟小学校受験

何人もお子さんを見てきた経験から言えるのは、最初から記憶力が良い子はいるけど、鍛えればそれなりになるということです。

ワーキングメモリーについて書かれている本が多いのは、大人であっても日常生活を送る上で記憶力の差が大きいからだと思います。

小学校受験で出題される「お話の内容理解」や「位置の記憶」は、側頭葉の左右を使う記憶力が問われているので、幼児期から鍛えることをおすすめします。

記憶というと、暗記を思い浮かべる方が多いと思いますが、幼児期の記憶はどちらかというと思考とつながっていると思うので、アプローチの仕方は暗記の準備という感じです。

今回は、言語の記憶について教室で取り組んでいることをご紹介します。

まず、何よりも「絵本の読み聞かせ」が効果的なので、できれば庭で毎日やることを推奨しています。五感の3つ(見る・聞く・触れる)を使って行う読み聞かせによる脳への刺激は最高です。

そして、何より…絵本を読み聞かせてあげられる時期は本当にあっという間に終わってしまいます。小学校受験のためだけでなく、濃密なスキンシップの時間の一つにしていただけると、かけがえのない思い出になることは間違いなしです。

時間は巻き戻せません。だから、今やれることを惜しみなくやりましょう!

「お話の内容理解」では、絵本の次のステップという感じで、絵なしで

 ①話を聞く

 ②話に関する質問に答える 

この2つの作業を行います。

これは今となっては消えてしまいましたが、保育業界では「素話」といって、どこの園でも行われたものです。最近の子供は、視覚的な働きかけがないと話を集中して聞き、理解することができなくなりました。それと同時に先生の指導力不足も関係していると思います。

このような背景から、それを鍛えてあげることは、お子さんの将来に投資することになるのではないでしょうか。

教室では、どんなことも段階を踏んで練習していきます。

最初は、短い話を座って聞き、登場人物や物についての質問に答えることから始めます。

この時、親御さんがやりがちなのが「どうしてこんなことも覚えていられないの!」と怒ることです。大人にとったら簡単な記憶作業でも、経験したことのない子供にとっては難しいもの。

どうやったらできるようになるか? 自分が子供の年齢だったらどうすればできるか? ということを一緒に考えてあげてください。

たとえば、話を聞きながら頭の中で絵にしてイメージしてみる。

心の中で繰り返して言ってみる。

それぞれの子にオリジナルの記憶攻略法があるはずです。

正解はないので、その方法を見つけられるようにお手伝いするのが塾の役割だと思っています。

短い話を理解して記憶できるようになったら、少しずつ負荷を上げて長い話を聞けるようにします。 この「少しずつ負荷を上げる」の見極めが難しいところですが、試行錯誤ですね。

【熱血はせまる】では、子供たちに何度も繰り返しかける言葉があります。

「最初からできる人なんていないよ。みんな、最初はできないの。

だけど、必ずできるようになるよ。

そのためには、できるようになるまで練習すればいいんだよ。」

最近通い始めたお子さんは、この言葉を暗記していて…

私が「そのためには…」と言いかけたら、「練習すればできるようになるってことだよね。」と返してくれました。

子供だって、「なんで できないんだろう」と思っています。

そう思っても、すぐには出来るようにはなりません。

だからこそ、やり続けるのです。

そうすると、出来るようになる日が来ます。

それがいつかはわからないので親は不安になりますが、やり続けられるようにサポートしてあげましょう。この道は大なり小なり、みんなが通る道だと思って、頑張りましょう!