お子さんに考えさせていますか? ~「考えさせる」声掛けを!~

小学校教育

何かを成し遂げたわけではないのに、気付くと外は真っ暗で「あれも終わってない。これもまだだ。」と、つい嘆いてしまいます。

時間に追われることの多い現代。

みなさんはいかがでしょうか?

子育て中においては特に「待つ」ことがどれだけ大切かわかってはいても、なかなかできないものですよね。 

 

明日のことを考えたら、早く終わらせて寝かせたい!

用事を足すために、ここはササっと済ませたい!

私も親なので、こんなことは日常茶飯事です。

全ての状況で「待つ」なんて神業はあり得ないので、まずは子供に考えさせる時間を与えることをおすすめします。 

 

このようなケースでどんな声をかけていますか?

お子さんがレッスンで入室するとき

何も言わずに入っていく我が子の姿を見て…

A 「こんにちは でしょ? おねがいしますって言った?」

B 「あれ? なんて言うんだっけ?」

 

 

Aは、子供に答えを教えています。

Bは、自分で考えるように促して考える時間を与えているのです。

こんな些細なこと?と思われる方もいるかもしれませんが、小さいことのようでこの違いは大きいのです。

 

【熱血はせまる】の教室でも、このような場面がよく見られます。

私から子供には「あれ?なんか足りないな」とか「う~ん、もう一声!」と声をかけます。すると、最初のころは答えを教えていた親御さんが考えることを促すようになっていき、変化が見られるようになります。

幼児の場合は、こういった場面の経験がまだ少ないので軌道修正はわりと早いのですが、やっかいなのが小学生です。

幼児の時から答えを教える声かけをしてきて長年の積み重ねがあるので、親御さん自身も答えを教えているという感覚がないのです。そうすると、小学校中学年くらいになっても幼さが抜けず、1から10まで親が声をかけてなんとか生活が成り立つ状態になることが多い気がします。

生活面だけがこの調子というはずがなく、学習面も同じ状況になっているので、暗記系はなんとかなっても思考力・読解力系ではそうはいきません。それが表面化して親御さんが焦り始める時期がだいたい3・4年生だと思います。

学習面で自分で考えられない状態ということは=(イコール)生活面も考えていないということです。

先日ある子に、ミス連発だった自分の行動を振り返らせ、何が原因だったか考えさせたところ…

出てきた返答は、こちらが前に指摘していたその子の改善点をそっくりそのまま言っただけ。何にも考えていないことがわかったので、たっぷり時間を与え自分の考えが出るまでは終わらないよ宣言をしました。

そこから30分ほど経って、ようやく自分なりの考えが出ました。

考える=思考です。

そして、言語化する=思考です。

子供を思考モードに劇的に変えるアイテムは残念ながらありません

みなさんはお子さんに答えを教える親ですか?

それとも考えさせる親ですか?

ぜひ「考えさせる」声掛けで、思考力を底上げしましょう!