それって本当? 「小学生のうちは勉強よりも遊ぶことが大事なのか?」

小学校教育

世の中には色々な人がいて、それぞれの立場や考えは様々である。

これは当たり前のことですよね?

 

それなのに、他の人の選択や行動にあーだこーだ言う人がいるのはなぜでしょう

 

「そんなに厳しくしたら子供がかわいそう」 

「小学校受験って親のエゴでしょ」 

「勉強ばっかりさせて、友達と遊ばせてあげないなんてひどい」 

「そこまでしなくてもいいのに」 

こんな言葉を耳にしたことはないですか?

 

教育熱心に頑張る親御さんの中にも、こういう類のことを言われて心が折れてしまう方もいるそうです。

 

小学3年生のお子さんを持つお母さんの体験談をご紹介します。

 

学区の小学校に通っていましたが、低学年のうちにトラブルが続き、環境を変えたいと中学受験を考え入塾しました。

お子さんもやる気になり、今までやってこなかった分を取り戻そうと必死に勉強しましたが、1年たっても周りとの差が縮まらず半ばあきらめモードになりかけていました。

お母さん自身も疲れ果て、心の中では無理かもしれないと薄々気付いているような状態でした。

そんなとき最も身近な人に「勉強ばっかりさせて、小学生のうちは友達と遊ぶとかもっと大事なことがあるんじゃないの?」と言われたのです。

その後お子さんは、塾を辞め受験自体もやめて、元のように勉強しない日々に戻りました。そして、お母さんはこの件をパンドラの箱にしてしまいました。

 

ここで、最も身近な人って誰だと思いますか?

 

それは、子供にとってのお父さん。

お母さんにとっては、夫です。

 

それぞれの状況で色々言い訳があるのは重々承知で、厳しいことを言います。

 

おそらく、

お父さんの発言から見えてくるのは『無知と逃げ』 

お母さんとお子さんの行動から見えてくるのは『安堵と逃げ』

 

共通するのは『逃げ』ということ。

 

この家庭には、逃げずに立ち向かう覚悟がなかったのです。

 

2025年現在、小学生が友達と遊ぶ=缶蹴りや野球ではないですよね。

友達と学校以外で健全な遊びをしている小学生が何割いるか調べたら、すぐにわかることですが、おそらくほぼいません。確かめたいならば、平日の放課後に近所の公園に行ってみてください。そこに小学生はいないか、いたとしてもゲーム機やスマホを持ってたむろしているだけ、買い食いしておしゃべりしているだけだということがわかるはずです。

 

話を戻して…友達と遊ぶ自体がこんなお粗末な状態でも、勉強よりも大事なのでしょうか。このお父さんはこの事実を知っても見て見ぬふりをすると思いますが、無知で逃げることのリスクがわかるだけに、もったいないなと思ってしまいます。

 

子供と接する時間が圧倒的に多い母親の方が、なんとなく状況を把握して中学受験を考えたのでしょう。しかし、自分のキャパを大きく超え、助けを求めた夫に言われた言葉は渡りに船でした。逃げたくて仕方なかった時に正当な理由ができたのです。

 

子供自身は何年も先のことなんて考えられるはずもなく、想像もできませんので「ラッキー」くらいにしか思っていないことでしょう。気付くときが来るとしたら、高校受験の時でしょうか。

 

さて、これを読んでどう思われましたか。

 

実際にこのような話は本当によくある話なのです。

これ以外にも、ママ友から言われる心無い発言は「嫉妬」や「マウント取り」が裏に隠れていますし、赤の他人から言われたときはその人の側に「言いたい事情」があるだけ。

大概は、本心から相手のことを想っているのではなく、裏に別の個人的な感情が入り混じっているのです。

だから、それを真に受けては危険です!

実は私も、そういった言葉を真に受けて心を痛めた時期もありました。

でも、あるときからやめたのです。

耳が痛い言葉は真実。心を痛める言葉には裏がある。

そんな風に思ってスルーします。

 

ある意味で肝を据え、覚悟を持てた証拠かもしれません。

 

自分の発言や行動の裏に「逃げ」がないか、時に止まって考える。

人は安きに流れることを忘れずに、日々を過ごしていきたいと思う今日この頃です。