算数オリンピック・キッズBEE 第15回トライアル問題1の教え方

算数オリンピック

第15回 問題1 正答率82.5%

 

《2023年6月11日》

今日2023年6月11日は、第15回キッズBEEのトライアル大会の日です。

 

20+2+3+6+1+1=15

 

上の式の+のうち2つをひき算の記号のーにして、正しい式を作ります。

ーにかえる2つの+に〇をつけましょう。

 

【教え方】

どこを+からーに変えるのか?という問題ですが、正答率が高いということかジャンジャン変えて試していく力業でも解けるということですね。正答率50%以上の問題をガッツで解くのは最初のうちだけにして、徐々に算数的に解けるように導きましょう。でも、それこそが一番難しいところです…。

では、算数的に解いていきましょう。

まず記号が全て+だった場合の式を計算してみます。

20+2+3+6+1+1=33

問題文より、答えは15なので33から15にするためにはどうすればよいか?

33-15=18 

+をーにするために18を少なくするので、18÷2=9で9を減らせばよいとわかります。この部分を理解することが小学校低学年では難しいと思います。

例えば、+4を-4にするためには… 

+4 → ー4 このとき何をするかというと、ー8をします。

マイナスのことが分かっている子ならすぐに理解できますが、なかなか難しいと思うので私は教室で以下のように実物を使って説明してみました。

「さっきお腹いっぱいになるまでクッキーを食べました。でも、ここに4個のクッキーが余っています。」

→ つまりこれが、+4と言う状態。

「まだ食べたいのに、クッキーが4個足りないとしたらどういう風に表せる?」

→ ー4 と言う状態。

「では、お腹いっぱいで4個クッキーが余っているところから、4個足りない状況になるにはどうしたらいいでしょうか?」

「まず、余っている4個を食べて…(ー4)さらに4個足りない(ー4)ということなので…」

→ +4をー4にするには、(ー4)が2回必要になる。

こんな説明をして、フワッと納得してくれたら良しとしています。ガチガチに理解させるのはまだ先でいいと思うからです。でも、きっかけになる程度は種まきだと思ってやってみる価値はあると思います。

 

では、問題に戻ります。

18÷2=9 だったので、+を2か所ーに変える部分の数が9だとわかりました。

 

当てはまる場所をーに変えて、確かめをして答えが出ます。

 

【答え】

20+2ー3-6+1+1=15