実力を試すなら 算数検定! ~算数検定と思考力検定の比較~

算数オリンピック

算数の力を測るための検定として『実用数学技能検定』いわゆる算数検定と『算数・数学思考力検定』いわゆる思考力検定の2つがあります。

【熱血はせまる】では、算数オリンピックキッズBEEトライアル突破に向けて戦略的にこの2つを受検することをオススメしてきました。受ける級にもよりますが、個人的な感覚の難易度はキッズBEE ⇒ 思考力検定 ⇒ 算数検定 だと思うので、特別な対策をとる必要はないと考えています。テスト前だけ詰め込んで勉強して、テストが終わったら忘れてしまうような「練習のための練習」は長い目で見たら、意味がないと思うからです。

その時は目先の得を得られたように思えても、それは実力ではなく“見せかけ”によって得たものなので早晩行き詰ってしまうでしょう。

 

今まで出会った子達の中には“見せかけ”の実力に翻弄されている姿がありました。 たとえば…

「漢字検定で自分の学年より上の級を持っている」と自慢げに話しているのに、自学年相当の漢字は読みも書きもできない。

「5年生の算数をやっている」と言いながら、3年生の算数テキストの内容が理解できない。

指導する立場としては、身に付いていないのに“見せかけ”の力が及ぼす影響の大きさを感じるとともに、強制力のない塾として為す術がないという現実を見て学ぶことが多かったです。

何年もかけて親子で積み上げてきた“見せかけ”を、週1の数時間で実力に変えるのは無理に等しいのです。

算数オリンピック・キッズBEEに向けて2つの検定を活用してきたなかでも、検定を受けるスタンスは様々で、とにかく級を取るために手段を選ばずというスタイル、実力を試すのだから一切手出しはしないで結果を受け入れさせるスタイルなど、根幹の考え方が如実に表れるのですね。

 

今回改めて両検定の比較をしたところ、問題内容に関してはどちらも良問だと思いました。

ただ、思考力検定は自宅受検がスタンダードであること、会場受検にしても実際は利己的に融通を利かせて自宅受検が可能であることを踏まえると、今後公正な環境で実力を試すには算数検定が最適と考えました。

 

 

算数検定

原則として会場受検 (幼児向けの かず・かたち検定を除く)

学校・塾などの団体会場で受検することも可能だが、11級から上は公的な証明としての価値を高めるため、試験監督のいる環境での実施が徹底される

中学・高校受験において入試優遇措置を受けられる場合がある

 

思考力検定

全ての級で自宅受検が可能

塾などで団体受検も可能だが、各自の判断によるためルールが曖昧

自宅受検があるため、入試優遇措置には使用できない

 

長い人生において勝負の時に、常に100%な状態で臨めるとは限りません。

万全な準備をしていても、その直前に何が起こるかなんて誰にもわかりません。

“見せかけ”の力ではなく、実力を試す。

そうすることで、本当の自分の姿が見えてきます。

弱さや失敗、苦手・得意、行動や思考のクセと向き合い、受け入れる。

痛みを伴うからこそ、成長するのです。

その経験を通して、実力(結果)はあとからついてきます。

 

次の算数検定は、4月19日(日) 会場は新潟テルサ です。

受検するみなさん、がんばりましょう!