第15回 問題3 正答率11.0%

 

《24まいのタイル》

表が赤、うらが黄色、1つの辺の長さが1cmの正方形のタイルが24まいあります。

ゆうとくんは、このタイルを全部使って赤い長方形を作りました。(図1)

次に、○の長さが同じになるように、長方形にならんだタイルをうら返して黄色にしました。(図2)

すると、赤い部分のまわりの長さは、黄色い長方形のまわりの長さより12cm長くなりました。

黄色い長方形は何まいのタイルでできていますか。

図のたてや横の長さは正しくありません。

【教え方】

この問題の最大のヒントは「図のたてや横の長さは正しくありません」という部分です。

私が見てきた子供たちの多くが「記号で表す式を立てるワザ」で考えて、答えが出そうになっても、黄色の長方形はそんな数のタイルでできるはずがない!と打ち消してしまうのです。そんなとき、この一文を再度読むと「あ~!そうか。」と納得できるので、図にとらわれないで考えることの難しさを感じますね。

では、問題を解いていきましょう。

図2の辺を記号で表していきます。

つぎに、それぞれの周りの長さを式で表します。

黄色の長方形 → △+△+□+□

赤い部分 → ○+○+○+○+△+△+□+□

赤い部分の周りの長さは黄色い長方形の周りの長さより12cm長いので、

△+△+□□+12=○+○+○+○+△+△+□+□

ここで=の両側にある記号を消します。「消し消しマジック!」と名前を付けてワザを覚えやすくするのもオススメです。

12=○+○+○+○

○=3 だということがわかりました。

図1に戻って、タイルは24枚使われていることから、たてと横の長さを書き出してみましょう。こういうときは「24になるかけ算を出してみよう」と声をかけるとわかりやすいです。

1×24、2×12、3×8、4×6

ここで、図2の○が3だったことを考えると、4×6が当てはまることに気付きます。

赤い長方形のたてが4cmで、横が6cmなので

黄色い長方形のたては、4-3=1 横は6ー3=3 とわかります。

この時点であれ?そんなはずないよな?が発令すると、ドツボにハマってしまい「わからない!」となってしまう子が続出します。

図は正しくありませんので、そのまま答えをだして1×3=3

黄色の長方形は、3枚のタイルでできています。

 

【答え】

3まい