算数オリンピック・キッズBEE第9回トライアル問題3の教え方

算数オリンピック

第9回トライアル 問題3  正答率18.3%

《棒を切りわける》

50cmの長さの棒を、10cmの長さの棒5本に切りわけます。

1本切りわけるのに4分かかり、1本切りわけるごとに1分休みます。

5本に切りわけるのに、合計何分かかりますか?

【教え方】

文章を読んで想像できる場合は、そのまま解き進めても答えを出せるかもしれません。なかなか想像できないことの方が多いと思うので、最初のうちは《図で表す》ワザが使える問題はできるだけ図を書かせてみましょう。

まず50cmの棒を5本に切りわけるときは、何回切ったらよいでしょう?答えは4回です。

1回切りわけるのに4分かかるので、4回×4分=16分

つぎに休憩について考えます。

ここでやりがちな失敗は4回だから、4回×1分=4分というものです。

そこで、図を見て考えさせます。

最後4回目に切りわけた時には、もう5本になっているので休憩はいりません。

つまり、休んだ時間は3回×1分=3分です。

16分+3分=19分

【答え】

19分

中学受験塾に通っている保護者の方が「うちの子は何回言っても図を書かない」とこぼしているのをよく聞きます。どうして子供は素直にアドバイスを聞き入れないのでしょうね。

面倒臭いから?前に図を書かなくても解けた経験があるから?単純に忘れている?何も考えていない?

そんな疑問がいくつも湧いてきますが、一つ一つ懇切丁寧に説明して諭して直させようとしてもうまくいかない時の方が多い気がします。

そんな時平常心でいられる親御さんは立派ですね。でも、そんなの理想であって現実は厳しい。

子供が変わる時…

それは、子供自身が困った時!つまり、このままでは解けないと自らわかった時なのです。

親の忍耐が試される案件の多い子育て。

まさに修行ですね。(笑)